近畿日本鉄道 16000系

この16000系は狭軌線である南大阪線の特急用車両で、
1965年2月より竣功され、
1977年までに2両編成8本(16両)と
4両編成1本(4両)の合計20両が製造されました。

外観上の目立った改造として前面に標準軌用と同じく
逆三角形の特急マークを掲出していたものが、
1977年より増解結に支障をきたさないためにと
現在のホームベース形の特急マークに変更され、
2004年以降は行先表示も
それまでの方向板(途中デザインの変更有り)から
運転席内にある行先表示カードを差し込む方式に
変更されたことが挙げられます。

1996年に後継となる16400系が製造されたために
2両編成4本(8両)が運用を離脱し、
このうち3本(6両)は大井川鐵道に譲渡されましたが、
そのうちの1本(16001F)が2015年に廃車となりました。
また2010年に16600系が製造されたことから
2013年に2両編成2本(4両)が廃車となりました。
残った2両編成2本(4両)と4両編成1本(4両)は
現在も南大阪線で運用されています。



南大阪線尺土-高田市間を走る16000系。




南大阪線高田市駅に停車する16000系。



参照記事

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