近畿日本鉄道 2610系

1972年から大阪線・名古屋線の
長距離急行用車両として製造が開始され、
1976年までに4両編成17本(68両)が
近畿車輛で製造されました。
登場当初は当時の近鉄の通勤形車両の
カラーであったマルーンレッド一色でしたが、
1986年頃から現在のマルーンレッドとシルキーホワイトの
ツートンカラーとなりました。
また1991年からは登場当初の固定クロスシートから
ロングシートへの改造が始まり、
同じ頃に全車両のサイドに
方向幕を取り付ける改造も併せて施されました。
ロングシート化されてから大阪線では急行以上の種別だけでなく、
準急や普通といった種別にも運用されるようになりました。
1996年には2621F、1997年には2626F・2627Fの合計3編成が
L/Cカーに改造されましたが、
すべて冨吉検車区に所属していることから
名古屋線系統での運用となっています。
現在のところ廃車は出ておらず、
全編成現役で活躍しております。



大阪線五位堂-築山間を走る2610系(前4両)。




同じく五位堂-築山間を走る
L/Cカー改造された2610系(前4両)。




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