近畿日本鉄道 2680系
1971年に近鉄の通勤形車両では初めての冷房車両として
同年に廃車となった10000系「初代ビスタカー」の主電動機を流用し、
近畿車輛で3両2編成(6両)が製造されました。
新造当初から約20年間は大阪線・山田線系統の
快速急行・区間快速急行・急行などの優等列車の運用に就いてましたが、
1991年に5200系の増備が進んだことから名古屋線の冨吉検車区に転属となり、
座席をロングシートに改造するなどの車体更新工事を施されました。
そして、2001年には第2編成の2684Fが鮮魚列車専用車両に改造され、
車体の塗装もマルーンレッドを主体に前面に白帯を入れたものとなりました。
また2002年8月には第1編成の2682Fが廃車となりましたが、
鮮魚専用車両に改造された第2編成の2684Fは
現在も鮮魚列車専用車両として現役で活躍を続けております。
大阪線築山-五位堂間を走る2680系鮮魚列車。
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