京福電気鉄道 モボ501形

1984年から1985年にかけて
4両(501-504)が武庫川車両工業で、
走行や制御などの主要機器と補器を
501号車はモボ111形114号車から、
502-504号車はモボ121形129・130・128号車から
それぞれ流用し、駆動装置は吊り掛け式、
台車は501号車が住友金属工業KS46L形を、
502-504号車が川崎車輛BWE12形を
それぞれ装着して製造されました。
当初よりワンマン運転を想定していたことから
従来車の前・後扉配置をやめ、
後扉を車体中央に配置した前・中扉配置と
一般的な路面電車スタイルとなり、
前扉がワンマン運転での
乗車券の確認を容易にすることから
一列での降車を前提としているので
従来車より若干狭くなっています。
その従来車との差異が行楽シーズンでの
乗客の乗降に支障をきたすこととなり、
そのために早い時期より予備車となり、
平日ラッシュ時中心の運用となりました。
そして、2000年には503・504号車の2両が廃車となりましたが、
残った501・502号車は2016年10月に
前・中扉配置から前・後扉配置への変更などの
リニューアル改造が施されて現在も活躍しております。



嵐山本線山ノ内-西大路三条間を走る
リニューアル改造前のモボ501形501号車(前1両)。




嵐山本線有栖川-帷子ノ辻間を走る
リニューアル改造前のモボ501形502号車(前1両)。



参照記事

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